1997年当時世の中のシステムを汎用機からクラサバへ移行するのがトレンドでした。
汎用機は本体価格が高い、交換部品が高いなどのコスト面から問題視されていましたが
AIMと呼ばれる富士通のミドルウェアが非常に完成度が高く、設定さえきちんと行えば
オンラインで発生するトラブルはほぼなく、例え発生しても空間ダンプやログなどで
原因の調査が可能であり、大変優れておりました。
しかしクラサバにおいてはUNIX上に様々なベンダーのプロダクトが動作している状況で
AIMのような高機能ミドルウェアが存在しない、かつトランザクション量が膨大であり、
24時間365日ノンストップを要求されていたため、何かしらのトランザクション管理システムを
作成するしかないという結論になりました。それが制御システムの始まりでした。
制御システムの担当者は数名しかおりませんでしたが、発生したあらゆるトラブルの解析や
対応に助力し、システムの安定運用に寄与できたと自負しています。
これからも新技術を意欲的に取り入れていこうと考えています!
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